犬のトイレマナーで困った事はないですか?
我が家では数か月前から、家の壁に犬の尿をかけられて困っています。
ある日外に出てみると、壁にしっかり犬が尿をかけた跡がありました。
それなりに高さがあるので多分中型犬以上だと思います。
私自身も犬を飼っているので、一度や二度なら「仕方ないね」と見逃すのですが、これが毎日ともなると…どうにかやめてもらう方法は無いかと色々試してみました。
以下、私が犬の尿対策として試した事を紹介します。
木酢液をまく
最初に手軽に試したのが木酢液。
我が家では虫除けや活力剤代わりなど、多用している木酢液ですが、ペット避けにも良いという事で早速試しました。
結果
すると最初の頃は効果があったのですが、この猛暑で木酢液が乾くのも早く、それと共に匂いも消えてしまうのか効果もなくなってしまいました。
花壇に花を植える
これはトイレをされる場所によると思いますが、うちの家の場合、花壇のすぐ横の壁に犬のトイレがされていました。
それまで花壇はほぼ手入れ無しで荒れ地だったのですが、これがもし綺麗な花が咲く花壇なら?
普通の人なら綺麗な花が咲いている場所にトイレをさせるのは気が引けるのではないでしょうか?
人の心理をつく作戦です!
そこで私は花壇に花を植えてみました。
家によっては花壇でなくても、とにかくその場所にトイレをさせづらいように綺麗にします。
結果
試した結果、花にも尿をかけられていました(涙)
しばらく様子を見ましたが、この飼い主さんに対しては花を植える作戦では甘かったようです。
ソーラーライトを設置
次に、ソーラーライトを設置してみる事にしました。

これを花壇の土に差し込むだけ。
ソーラーなので、太陽の光さえ当たれば電気代もかからずエコ。
その飼い主が犬の散歩をするのはどうやら薄暗い時間帯。
もしかして花を植えても効果が無かったのは、よく見えていないからではないか?と思い、今度はその場所にこのソーラーライトを設置してみました。
ライトがある場所にトイレをさせるのも躊躇しますよね?
ソーラーライトを設置すると家もお洒落な雰囲気になり一石二鳥!
結果
ダメでした。敵も手強いです。
ソーラーライトぐらいではビクともしないようです。
ただ、このソーラーライトを設置したのは違う意味では成功で、とてもお洒落で気に入ったので、トイレ問題とは関係なくそのまま使い続けています。
センサーライトを設置する
ソーラーライトは足元を照らすだけなので、それでは飼い主へのアピールが弱いのかと思い、今度は壁の上部分にセンサーライトを設置する事にしました。
購入したのはこちら。

これ、かなり万能で使いやすいです。
ネジを使って直接壁に取り付ける事も可能ですが、

家に傷をつけたくない人の為にも、タコのような三脚でどこにでも設置しやすくなっています。

こんな風に巻き付けたり↓

角度も自由自在↓


三脚を外してそのまま置いて使用する事も可能です↓

しかもこれ、三脚を外せば磁石になっているので、金属部分にそのまま密着させる事も可能なので便利過ぎる!
オン・オフ切替可能。

そしてAUTOにしておけば、人感センサーで近寄ってきた人を感知して明かりがつきます。
これを犬の尿をされる壁の近くの上の方に設置しました。
飼い主がその壁に近付いてきたら、飼い主をパッと照らします。明るい所ではトイレをさせづらいという心理作戦。
結果
これでもダメでした…。
もはや明かりレベルでは全くこちらの意図は伝わらない様子。
しかしこれも使ってみて便利さを実感し、犬のトイレ対策とは関係なく防犯の意味でその後も使い続けています。
ふん尿禁止のプレートを立てる
そこで、次に試したのが「ふん尿禁止のプレート」
遠回りに伝えようとしても無理だったので、はっきりと文字で示す事にしました。
ですがあまりにも大きな看板を立てるのは他の人の目もありますし、犬の尿をさせている飼い主さんに対しても、できるだけ大袈裟でなくさりげなく伝えたい。
気分を害して逆ギレされても困りますから。
そこで購入したのはこちら。
シンプルでコンパクトサイズのガーデンピックです。
これなら目立ち過ぎず、でも近付いた人には気付いてもらえそうです。
見つけた時にはまさに理想通り!と即買いしました。
色やイラスト、そして文字内容を選べます。
犬のふん尿問題以外にも、「花を抜かないで」「防犯カメラ作動中」など、まさに欲しいメッセージがたくさん。
結果
これは効果があるはず!と期待したのですが…ダメでした。
そもそも平気で人の家に犬の尿をかけるような飼い主は、こんな小さなピックに目を止める程繊細ではないのかもしれません。
ただ個人的にはこのピックは可愛くてさりげないので、長期的に設置しておくにもお勧めです。
プレートサイズを大きくする
これはもう目立っても仕方がない。
という事で、次は誰でもはっきりと分かるサイズのプレートを置く事にしました。
それがこちら↓
ペットボトルに取り付け可能で、ペットボトルに水を入れて立てて設置する事が可能です。
- 防水、UVカット加工で雨や日焼けに強い
- 文面が丁寧
- 家の壁などに穴を開けたり取り付ける箇所がない場合でも簡単に設置可能
- 足元に置く事ができるので尿をかけられる場所に設置できる
- 不要な時は撤去するのも簡単
この看板の良いところは、文面が丁寧な事。
相手の気分を害さず、それでいて存在感はあるので気付かせる事ができます。
デザインやカラーがシンプルで派手過ぎないのも気に入りました。
私はこれをペットボトルに取り付け、まさにいつも尿をされている壁の目の前に置いておきました。これなら犬でも気付きます!
結果
やっと!やっと効果がありました!
最初の1日目はまさかの、この看板に尿をかけられるという悲惨な結果だったのですが、2日目からはピタリとトイレをされなくなりました。
どうやら飼い主の方に理解して頂けたようです。
良かった!
他にもあるこんな方法
お洒落なサインポール
デザイン的に私が欲しいと思ったはこちら。
ワンコの形をしたサインポールにNO!と書かれているもの。お洒落で素敵!花壇や庭で映えそう!
犬のトイレ関係なく、インテリアとして欲しいです。
色々試しているうちに、今回の飼い主さんの場合はこの程度のアピールでは気付いてもらえないと思い購入には至りませんでしたが、庭に一つ欲しい商品です。
とげマット
周囲で効果があったと聞くのがこれ。
とげマット。
物理的に近寄れないようにするという作戦。
うちの場合は外構の壁にトイレをされたので、とげマットを敷くなら公道になってしまうために使えませんでしたが、自宅の敷地内の庭とかなら良い方法ですね。
鳥居の絵を描く
これって最終作戦?
その場所に鳥居の絵を描けば、そこにトイレをさせるなんて罰が当たりそうで気が引ける…という心理を狙った昔からある作戦ですが、自宅の壁に鳥居の絵を描く勇気も必要。
犬のふん尿対策|まとめ
結局私の場合は、文面でしっかり伝えるプレートが効果があったという結果になりました。
ただ、そこに至るまでに購入したソーラーライトやセンサーライト、ガーデンピックなども無駄にはなっておらず、今後の防止効果もあると思って使っています。どれもお洒落で使いやすいです。
犬のふん尿対策して私が感じるのは、少々時間がかかっても焦らず根気強く!です。
焦って怒りの看板を立てるのも、揉め事になっては困りますし、穏やかに解決する為にもまずは緩くてさりげない注意喚起から始めるのが良いと思いますよ。

















