迷っていたミシンですが、ついに購入しました。
昨年ミシンが壊れてしまい、新しいミシンを購入する事にしたのですが、ミシンなんて時々しか使わないし、何でもいいわ~と思いつつ、いざ購入する為に調べ始めると迷う迷う。
知れば知る程どれを選べばいいのか分からなくて…
お手頃価格なミシンから高級ミシンまで、ミシンといっても幅が広く、さらにどのメーカーが良いのか、どんな機能が必要なのか、意外とミシン選びは難しかったです。
どの機種もそれぞれの良さがありますから。
今回はそんな私がミシンを選ぶまでに検討した内容を紹介したいと思います。
電子ミシンかコンピューターミシンか
ミシンメーカー選び
機種選び
機種による違い、比較
私が選んだミシン
電子ミシンとコンピューターミシンどちらにする?
ミシンの種類は色々ありますが、一般家庭で使用する普通のミシンとしては、この二択でしょう。
電子ミシン
メリット
- 価格が安い
- 操作がシンプル
デメリット
- 複雑な模様縫いは無し
- 間違った操作をした時分かりづらい
コンピューターミシン
メリット
- 液晶パネル
- 縫い目が綺麗
- エラー表示で間違い箇所が分かる
- 模様縫いの種類が豊富
デメリット
- 価格が高い
私が今まで使用していたのは電子ミシンでした。
それでも不便は感じていませんでした。
電子ミシンはお手頃価格なのが魅力です。
コンピューターミシンを使用した事が無かったので、電子ミシンでも不便を感じた事がなく、今回も安いなら電子ミシンでいいかも?と最初は思いました。
ですがその後、口コミを調べました。
え?そうなの?
色んな口コミを読んでいくうちに、コンピューターミシンを勧めている人が圧倒的に多く、折角買うならコンピューターミシンにしようと決めました。
どのミシンメーカーがいい?
まずミシンメーカーを選びます。
- シンガー(SIINGER)
- 蛇の目ミシン工業(JANOME)
- ブラザー工業(brother)
- JUKI株式会社(JUKI)
- ジャガーInc.(JAGUAR)
- 株式会社ベビーロック
- 株式会社アックスヤマザキ
シンガー(SIINGER)
蛇の目ミシン工業(JANOME)
ブラザー工業(brother)
↑ネットの売れ筋商品。お手頃価格で簡単な物しか作らないという場合にはこちらのミシンが人気。
JUKI株式会社(JUKI)
ジャガーInc.(JAGUAR)
ベビーロック
アックスヤマザキ
それぞれに特徴がありどれも欲しくなります。
これだけミシンメーカーがありますが、私が購入したいのはロックミシンではないので、ベビーロックは候補外。あと、ジャガーとアックスヤマザキもお洒落で素敵ですが外観より実用性重視の私は候補から外しました。
さらに、ハンドメイド上級者の多くが使用するJUKIは、私には宝の持ち腐れになると思い却下しました。
残るはジャノメとブラザー。
この二つは、「一般的に家庭で使用するミシン」としてはネット上でも口コミが多く人気です。
どちらも評判が良くて選べない…
本当にどちらも評判が良く迷ったのですが、調べるうちにジャノメの「JP710」の人気を知り、またハンドメイドブログをされている方の多くも、「普通に使用するには一番おススメ」と書かれていたのでこのジャノメに決めました。
ジャノメの人気機種
一度はジャノメの「JP710」に決めたものの、売れ筋などを見ているうちにジャノメの中でどの機種にするかを迷い始めました。
とにかくミシンの機種って多い…
そもそもミシンの品番はややこしいです。
同じメーカーの同じ機能を持ったミシンで、ほぼ見た目も同じなのに、販売ルートによって型番が違うとか。色が違うだけで型番が違うとか。
逆に型番も見た目もよく似ているので、同じ商品なのかと思って調べると、機能が違う……という場合もあったので要注意です。
そして私が最終的に絞ったのが以下の3機種。
価格の安さから、意外に「JP310」も売れている為、「これでもいいかも?」と思い始めました。
JP310とNP860とJP710の違い
| 型番 | 価格 | 重さ | 押え圧調整 | ステッチ数 |
| JP310 | 24,800 | 5.5kg | 無 | 20 |
| NP860 ME830 | 39,800 | 6.0kg | 有(6段) | 30 |
| JP710 | 39,800 | 8.3kg | 有(4段) | 30 |
| 型番 | 送り歯 | 自動糸切り | 自動糸通し | 電源 | ワイドテーブル |
| JP310 | 楕円 | 無 | 有 | 分離 | 別途購入 |
| NP860 ME830 | 水平 | 有 | 有 | コードリール | 付属 |
| JP710 | 楕円 | 無 | 有 | コードリール | 付属 |
※NP860とME830は色違い
※価格は2019.05.27時点の参考価格
私が主に気になる違いだけを一覧にしてみました。
他にも細かい違いはあり、特にJP310は材質などが劣ります。
ですがこの3機種だとJP310の安さが際立ちます。
それほど頻繁にミシンを使わない。時々簡単な物を縫う程度。それならJP310で十分です。
私はかなりJP310に揺れました。
そこで店に問い合わせをする事にしました。
ミシンの価格差は性能に比例する
その後も色々と詳しく回答して頂いたのですが、話しているうちに私はJP310では物足りないかも……と思えてきました。
店の方はJP310を否定した訳ではありませんし、客観的にアドバイスをしてくれていました。
ですが最低でも10年は使用したい、その間に厚い布を縫ったり、複雑な物を作りたくなるかもしれない……そう考えると、価格差の15,000円は出す価値があるように思えてきました。
長く使う事を考えると、ある程度のランクのミシンを購入した方がいいような気がします。
JP710とNP860(ME830)を比較
そこで最後に迷ったのがこの2機種です。
・JP710
・NP860(ME830)
どちらも価格は同じ。
ネットでの口コミは圧倒的にJP710の方が多くて有名です。
購入者の多いJP710にするべきか。
ですが、上の比較表を冷静に見ると、明らかにNP860の方が機能が優れています。
- 押さえ圧調整4段→6段
- 自動糸切り
- 送り歯が水平
そう思うのですが、それでもJP710を選ぶ人には理由があります。それは、
一般的にミシンは重量がある方がパワーがあり、安定して縫える分、音も静かと言われています。
私も電話で問い合わせした時、「NP860よりもJP710の方が静かです」と言われました。(「気にする程の差ではない」とも言っていましたが)
分厚い布を縫うのも、JP710の方が安定して縫いやすいかもしれません。
さらに、ミシンは機能が多い方が壊れやすい。そういう意味では、NP860と比較して
と言えます。
(※ちなみに他にもNP860とJP710の違いに、ステッチの種類の違いがありますが、それは次回の記事で書いています)
私が選んだのはNP860
JP710が人気のある理由は分かりましたが、結果私が選んだのはNP860(ホワイト)でした(ME830(レッド)の色違いです)。
- 自動糸切りと水平送りが捨てがたい
- 私はミシンを使用する度に出し入れする為、重すぎると辛い
- 最近のミシンは高機能でも故障が少ないと期待する
という感じです。
ただ唯一気になったのは、どれだけ音が大きいか?です。
それ程大がかりな物を縫わないので、安定さは心配していないのですが、問い合わせた時にも「一般的にミシンは軽い程音は大きい」と言われたのが気になっていました。
それは届いてからのお楽しみという事で!
次回は商品レビューします。
私が購入したショップはこちら。
電話での対応や評価も良く、価格や付与されるポイント、付属品などトータルで考えるとお得感があった為このショップに決めました。





























