ネットショッピングで米を買いました。
私は出来るだけ特別栽培米。を購入するようにしています。
購入するショップによっては精米方法を選べるので、私は七分づきでお願いしたり、時々玄米にしてもらっています。
特に玄米を購入する時には無農薬や減農薬にしたいです。
精米していない分、栽培方法をチェックするのは大切です。
ところで健康に良いと言われている玄米ですが、「玄米は体に悪い」と聞く事もあります。
今回はそんな玄米について書きたいと思います。
米に拘り始めたきっかけ
以前は、米の精米方法や栽培方法なんて気にしていませんでした。
米なんて安ければいいと思っていました。
味なんてどれも美味しいですし。
ですが年を取るにつれ、徐々にあちこち体調も崩れてきました。
そんな中、胸にしこりが見つかったのです。
乳ガン検診で見つかったのですが、再検査が必要だと言われて、それだけで寿命が縮まる思いでした。
結果的にはそのしこりは良性だったので一安心なのですが、その検査をするまでの期間やその後も、以前とは違いかなり健康管理、特に食生活に興味を持つようになりました。
そうして食生活を見直す事にしたのです。
白米は死んでいる
その頃、ガンや東洋医学の本を読み漁ったのですが、新谷弘実氏の「病気にならない生き方」を読んだ時にこう書いてありました。
「白米は死んだ食べ物である」
なんだか衝撃的な言葉だと思いませんか?
白米は玄米に比べて栄養素は4分の1程度しかなく、とくに胚芽部分にはさまざまな栄養素がいっぱい詰まっているのにそれを取ってしまっては、死んだも同然の食べ物――という考えらしい。
読めば読む程、納得できる部分が多く、どんな病気もまずは食生活の改善だわ!と思い始めたのです。
玄米は消化に悪く胃ガンになる?
上記のような事から、
何より体に良いの玄米だわ!
と思いました。
実際栄養素的には玄米がいいです。
ですが、私は玄米を食べ続けていると胃の調子が悪くなってきました。どうも胃に負担がかかり過ぎるのです。
胃腸科の医師に相談すると、こう言われたのです。
ショックです。
ガン予防の為に玄米を食べ始めたはずなのに、「胃ガンになる」と言われたのですから。
玄米のメリットとデメリット
医師の言葉が正しいのかどうかは別として、それからも色々調べると、どうやら玄米に含まれるフィチン酸が玄米のメリットでもありデメリットでもある事が分かりました。
メリット
- 便秘解消
- 抗がん効果
- 美肌
- ダイエット
- 心臓疾患の予防
私も体験済みですが、玄米を食べるとお通じが良くなります。それはフィチン酸の排出効果によるもの。
一方、そのフィチン酸の排出効果が逆に悪い面もあるようです。
デメリット
- 過剰排出
- ミネラル不足
- 消化不良
フィチン酸が、鉄や亜鉛など体内にとって重要なミネラルと結合し排出してしまうというのです。それによりミネラルが不足する為、玄米は食べ過ぎると良くないという考えもあるそうです。
また玄米はよく噛まない場合は消化不良となり、胃腸障害を起こす場合があります。
玄米も野菜の一つだと考える
フィチン酸の問題を解決する為に、フィチン酸が分解されるという発芽玄米が良いという考えもあります。
なので私は発芽玄米を食べる時もありますが、今回のように七分づきにしたり、時々は死んでると言われる白米を美味しく食べてみたりしています。
何よりどの食材にも言える事ですが、そればかり食べていてはいけないと思っています。
この食材だけ食べていればガンにならない……なんて事は絶対にあり得ません。
どの食材にもメリットデメリットがあり、一つの食材に偏らないで均等に食べる事が大切なのです。
玄米を時々食べるのもいい。ですがそれを野菜の一つ、又はおかずの一品のような感覚で食べるのが良いかと思います。



















