うちの愛犬は老犬です。
小型犬なので関節が弱く、特に飛び降り、飛び乗りといった動作には注意が必要です。
↑これと同じ階段を何年も使用して大活躍だったのですが、先日ヘルニアになった事もあり、階段さえも使用するのが困難になってきました。
しばらくは安静にする為に完全にソファに乗らないようにしていたのですが、最近はかなり改善してきたので、愛犬がお気に入りのソファに何とか安全に上れないものか…調べました。
今回はそんな犬が安全にソファやベッドに上れる方法を紹介したいと思います。
愛犬の足の負担を軽減するにはスロープ
私達は今まで使用していたのはペット用の階段です。
とても使いやすく満足していました。
しかし若い犬なら問題ありませんが、老犬になってくるとこの階段でも負担になります。
どうしても反動をつけるので、足や腰に負担がかかるのです。
そこで階段以上に安全なのが、スロープ。
スロープの角度さえ気を付ければ、愛犬はそれ程力む事なく、最も負担を軽減出来ます。
スロープはネットでも購入可能
犬用の階段だけでなく、スロープもネットで購入する事が可能です。
もしその商品の高さや幅などが希望サイズにピッタリならそれが手軽で一番です。
ですが私は自分好みの大きさで作りたかったのと、ソファ用とベッド用の二種類欲しかったので、DIYで作る事にしました。
すのこを使ってスロープをDIY
私は「すのこ」を使用してスロープを作りました。
- すのこ大 横85×奥45×高3.7(cm) 1枚
- すのこ中 幅50×奥33×高2.7(cm) 1枚
- 木ネジ 3本(長さ4cm)
- ノコギリ
- 両面テープ(幅1.5cmぐらい)
- 滑り止めマット
- ガムテープ(無くてもOK)
安く抑える為に材質は「桐」のすのこを使用しました。
使用したのは↓このすのこです。
その他の材料は以下と同じような商品を購入しました。
※滑り止めマット、ガムテープは家にあった物を使用しました。
大サイズのすのこをスロープ上面に、中サイズを下の支えに使用します。
スロープの作り方
①中サイズのすのこをカット

中サイズのすのこを、希望の高さにカットします。
私は糸ノコギリを使用しました。
普通のノコギリよりも刃が細かく、女性の力でも簡単にカットする事が出来ます。
②すのこ大とすのこ中を組み合わせる

すのこ大の裏側にある縦の木材部分に、カットしたすのこ中を打ち付けます。
私は画像のように左から2番目の木材に打ち付けました。
一番左端に打ち付けても悪くはないのですが、その場合はソファとの間に少し隙間が出来る可能性があります。(支えのすのこは斜めに立つ為)

ここで木ネジを打つ前に、先に両面テープで接着しておくと、歪みなくネジを打つ事が出来ます。
木材が重なる三か所に木ネジを打ちました。
うちの愛犬は5kgなのでこれでも大丈夫でしたが、強度が心配な方はもっとビスを打ち込んでもいいかと思います。
③脚に滑り止めを貼る(なくてもOK)
土台はこれで完成ですが、私は床との設置面にガムテープを貼りました。

④滑り止めマットを乗せる
完成したスロープ本体はこちら。

この上を歩けるように、滑り止めマットを乗せます。

それがサイズピッタリ。
さらに裏には滑り止めがついているマットなので全く滑りません。
そしてクッション性のあるマットなので、すのこの隙間の穴をほとんど感じる事なくフワフワです。(→後日変更しました。後の追記参照)
私はたまたまキッチンマットがあったので使用しましたが、何も無い場合は滑り止めマットを両面テープですのこに貼り付け、その上にクッション性のある布を乗せれば完成です。
犬用スロープDIY(ソファ用)|まとめ
「すのこ」を活用する事で、とても簡単に作る事が出来ました。
すのこを活用する大きな利点は、カットする時に簡単な事です。
一枚の板ならカットする範囲も大きくなりますが、すのこなら今回のように部分的に繋がっている木材をカットするだけなので、大幅に時間を短縮する事が出来るのです。
もしサイズがピッタリならカットさえ不要な場合もあります。
さらにすのこ同士を組み合わせる時も、引っかかる箇所にぴったりと沿わせて打ち付けるだけなので、歪む心配もないです。
それでも綺麗に高さが揃うのが良いところです。
- すのこを使うと細かく長さを測る手間が省ける
- すのこはカットするのが簡単
- 隙間が空いているので乗せるマットはクッション性があると良い
さて、実際うちの愛犬は活用してくれたのかと言うと…
これで足への負担が軽減出来そうです。
マット変更(追記)
その後、上のマットを変更しました。
最初に使っていたキッチンマットでも、マット自体が滑り落ちたりする事はなかったのですが、マットの毛足が短い為、愛犬が降りる時にマットを足裏で掴みづらいのか、少し滑りながら歩いているように見えました。
そこで購入したのが、この毛足の長いタイプのマットです。

こちらの方がしっかりとマットを掴みやすいらしく、より安定して降りる事が出来ています。
キッチンマットよりもバスマットの方がモール状のマットが多い為、私は45×60cmのバスマットを2枚購入して繋げて使用しました。
ネットで同じ商品が見つけられませんでしたが、こんな感じでも良いと思います↓
さらに、マットを変えるついでに、すのこの隙間を埋める為、すのことバスマットの間にダイソーで購入したジョイントマットも挟んでいます。

これで完璧。この状態で2ヶ月以上使用していますが、うちの愛犬にはこれがベストなようです。
最後まで読んで頂きありがとうございます





















