前回はソファ用のスロープを作りました。
愛犬の足がかなり悪い時には夫婦のどちらかが交代で一階で布団を敷いて寝ていたのですが、最近は徐々に改善してきたので、時々ベッドで寝たいと思うようになりました。
そこで今度はベッド用のスロープを作る事にしました。
今回はそんなベッド用のスロープの作り方を紹介したいと思います。
すのこを使ってスロープをDIY(ベッド用)
今回も「すのこ」を使用してスロープを作りました。
- すのこ大 横85×奥45×高3.7(cm) 2枚
- すのこ中 幅50×奥33×高2.7(cm) 2枚
- 角材 長さ45(cm) 1本
- 木ネジ 15本(長さ4cm)※強度を強くする場合はプラス6~8本を追加
- ノコギリ
- 両面テープ(幅1.5cmぐらい)
- 滑り止めマット
- ガムテープ(無くてもOK)
私は安く抑える為に材質は「桐」のすのこを使用しました。
使用したのは↓このすのこです。
その他の材料は以下と同じような商品を購入しました。
※角材、滑り止めマット、ガムテープは家にあった物を使用しました。
スロープの作り方
①大サイズのすのこをカット
ソファと違い、ベッドは高さがある為、すのこ大の長さ85cmでは角度がつき過ぎます。
そこで、付け足し部分のすのこを作ります。
大サイズのすのこを、希望の長さになるようにカットします。

ソファのスロープを作った時には、中サイズのすのこをカットしたので、糸ノコギリで十分でした。
ですが今回は大サイズのすのこをカットする為、大きなノコギリを使用します。
危険なので慎重に作業して下さいね。
②中サイズのすのこをカット
これは低い方の支えに使用します。
中サイズのすのこは簡単にカット出来るので、こちらは糸ノコギリで簡単にカット。
ベッド用のスロープは長さがあるので、支えは二か所作りますが、高い方の支えはカットせずに中サイズのすのこをそのまま使用します。
③すのこ大と付け足しのすのこを繋げる

カットしていないすのこ大に、付け足し用にカットしたすのこを継ぎ足します。
ここで歪みなくしっかり繋げる事を優先し、あえて木材同士をかみ合わせて継ぎ合わせました。
その為、板の厚み分、ほんの少し段差が出来ます。
少しの段差より強度の方が大切ですから。
④すのこ大とすのこ中を組み合わせる
スロープ面が完成したので、裏側の支えの部分を打ち付けていきます。
ここで木ネジを打つ前に、先に両面テープで接着しておくと、歪みなくネジを打つ事が出来ます。
●赤丸の箇所が木ネジを打つ箇所です。
●橙丸の箇所は必須ではないですが、私は強度を強くする為木ネジを追加しました。
左側から、カットしていない中サイズのすのこ。
中心に、カットした中サイズのすのこ。
右側が、角材。
本来は角材を使用する予定はなかったのですが、作っていくうちに微妙な高さが合わず、角材で調整しました。
⑤脚に滑り止めを貼る(なくてもOK)
土台はこれで完成ですが、床との設置面にガムテープを貼ると床の傷や汚れ防止と、滑り止めにもなります。

⑥完成
完成したスロープ本体はこちら。

ソファ用スロープよりさらに長くなりましたが、しっかり安定しています。
この上を歩けるように、滑り止めマットなどを乗せれば完成です。
私は家にある滑り止めマットで代用しようか検討中ですが、何も無い場合は滑り止めマットを両面テープですのこに貼り付け、その上にクッション性のある布を乗せれば完成です。
(追記)↓こちらの記事で、現在上に乗せているマットについて追記しました。
犬用スロープDIY(ベッド用)|まとめ
今回も「すのこ」を活用する事で、とても簡単に作る事が出来ました。
ソファ用スロープよりも少し手間はかかりますが、それ程難しくはありません。
何よりDIYする利点は、何度でもやり直しが出来る事。
使用しなくなれば、また別の用途にリメイク出来る事。
慣れれば作るのが楽しくなりますよ。
すのこを利用する事で、しっかりとした骨組みは既に出来ていますし、ノコギリでカットする時に木材に沿ってカットすればいいというメリットもあります。
- 長さや高さがあるスロープは強度を注意する
- すのこをカットする時は裏面の木材に沿うと楽
- 隙間が空いているので乗せるマットはクッション性があると良い
さて今回のベッド用スロープはどうでしたか?
うちの愛犬は気に入った様子で使ってくれています。
それでもDIYに興味がない、作業する時間がないのーっ!という方はネットで購入するのもアリです。





















