先日、ずっと欲しかったダイソンの掃除機を家電量販店に買いに行きました。
掃除機と言えばダイソンですよね。
吸引力が強いイメージがありますし。
ですが結果は購入に至らず。
ダイソンの掃除機を買うつもりだった私が、なぜ購入を踏みとどまったのか、今回はそんな掃除機について書いてみたいと思います。
掃除機はスティック型?キャニスター型?
今回、掃除機が欲しいと思ったのは手軽なスティック型が欲しいと思ったからです。候補は人気のダイソンでした。
ですが色々調べているうちに、本当にスティック型はいいのか?と迷い始めました。
スティック型
メリット
- コードレスが多く手軽
- 収納場所をとらない
デメリット
- 重い
- 吸引力が弱い
キャニスター型
メリット
- 吸引力が強い
- 本体は持つ必要が無い為軽い
デメリット
- コードがあり取り回しが面倒
- 収納場所をとる
こうして見ると、スティック型の吸引力が弱いといういのが気になったのです。
 ダイソンのCMなどで「吸引力が強い」と言われているのはどういう事だ?と疑問を持ち始めました。
掃除機はサイクロン式?紙パック式?
さらに迷ったのが、集じん方法の違いです。
サイクロン式
メリット
- 排気が綺麗(ゴミと空気の経路が別)
- ダストボックスなのでランニングコストがかからない
- 吸引持続力が高い
デメリット
- ゴミを頻繁に捨て、定期的にフィルター掃除をする必要がある
- ゴミを捨てる時に粉塵が舞う
- 紙パックに比べて吸引力が弱い
- 機種本体の価格が高い
紙パック式
メリット
- 紙パックを捨てるだけなので簡単で衛生的
- 吸引力が強い
- 機種本体の価格が安い
デメリット
- 紙パックの買い足しが必要な為ランニングコストがかかる
- 廃棄される空気が気になる場合がある
- 吸引持続率が低い
一見すると、最近主流のサイクロン式の方に軍配があるように思えます。排気が綺麗でランニングコストがかからない。分かりやすく主婦が求めているものです。ですがここでも気になったのが吸引力でした。
自分が掃除機に求めるものは?
そもそも、私が掃除機に求めるものは、ハウスダストを徹底的に吸引して欲しいという事です。
 私も愛犬もアレルギーが酷い為、少しでもハウスダストを除去したいのです。
なので、いくら手軽さやコストがかからないという利点があっても、肝心のゴミが吸いきれていなければ意味がないのです。
吸引力。
それが最も私が重視するべき事だと判断しました。
家電量販店で相談する
それでも、「ダイソンは吸引力が凄い」「時代はスティック掃除機」という印象が拭い切れず、気持ちが行きつ戻りつしたまま、一度家電量販店に掃除機を見に行く事にしました。
店員に相談し、「やはりスティック掃除機はいいわね」となれば、購入を検討するつもりでした。
ですが、私の求める吸引力や、ハウスダストによるアレルギーの事情を店員に説明すると、店員はいとも簡単に、
「それならば紙パックのキャニスターの一択ですね」と言ったのです。
店頭には高級なスティック掃除機がズラリと並べられ、どう見ても売りたいのはスティック掃除機のはず。それなのにあえて価格が安いキャニスターを勧めました。
なんて良心的な店員!
吸引力の差
結局、今私が持っている掃除機で吸引力は十分なのだと分かりました。
現在私が使っている掃除機↓
 日立 掃除機 紙パック式 パワーヘッド CV-PD30
これは1年前に購入した紙パック式キャニスター掃除機です。この掃除機、吸引力が680Wなのです。
一方、スティック型掃除機の吸引力を調べると、100W未満が多く、手軽で安い商品だと30W程度です。今売れ筋のダイソンV10であってもMAX130W(通常28W)。吸引力の差は歴然です。
ただし紙パック式の場合、吸引持続率が低いです。吸引力そのものは高いですが、紙パックにゴミが溜まるにつれ吸引力が落ち、元々の吸引力を維持出来ないのです。
これはこまめに紙パックを交換していく事で解決出来るでしょう。
スティック掃除機は2台目におすすめ
こうして私の求める掃除機は紙パックのキャニスター型だと分かった訳ですが、決してスティック型が悪いと言う訳ではありません。その手軽さはやはり魅力です。
家電量販店の店員は、スティック掃除機はサブとして使用するのがベストだと言っていました。
今のところ私は掃除機を2台持ちにする事に躊躇しますが、今後必要と判断すれば、その時こそサブ機として検討したいと思います。

























 
  
 