長年使用した冷蔵庫を買い換えました。
新しく冷蔵庫を購入するにあたり、色々比較検討しようと思ったのですが、自分の優先順位を意識すると、意外と迷う事なく選ぶべき冷蔵庫が決まったような気がします。
希望する冷蔵庫
私が求める冷蔵庫は以下のとおり
- 500L程度
- 野菜室重視
- 野菜室は真ん中
- 冷凍室は広く深く
- 収納は小分けし過ぎない
- ペットボトルが立てて入る
- 自動製氷機能は不要
夫婦二人暮らしでも500L
夫婦二人暮らしなのに500Lも必要?
って思われるかもしれません。
ですが冷蔵庫は大きい方が省エネだと言われています。
大きい方が省エネ性能に優れており、さらに容量に余裕がある事で食材を詰め過ぎる事なく、効率よく冷気が庫内に回ります。
又、鍋をそのまま入れたり、ゴキブリ対策として夏はゴミを冷凍室に入れる私。
それらの事を考えると、夫婦二人暮らしで500Lは大き過ぎるという事はありません。
野菜室真ん中がおすすめ
まず絶対に私が譲れなかったのは、野菜室が真ん中です。
昔は野菜室が真ん中が定番でしたが、まとめ買いなどで冷凍室を重視する人が増え、一時期は真ん中は冷凍室の冷蔵庫が主流になりました。
ですが私はあくまでも野菜室は真ん中が良いと思うのです!
私も冷凍室をよく使いますが、料理中に開け閉めを何度もするのはやはり野菜室です。冷凍室は、料理をする前にある程度必要なものをまとめて出しませんか?
料理をする主婦にとっては野菜室が真ん中の方が便利だと思います。
逆に、子供やお父さんのように、アイスを食べたり冷凍食品をチンするだけ…という場合は冷凍室重視だと思いますが、それでも何度も開け閉めしないような気がします。
そういう私のような意見も多かったのか、最近ではまた野菜室真ん中の冷蔵庫が復活してきていますね。
自動製氷機は省けない
以前は自動製氷機を使っていたのですが、その不衛生さが気になり、途中から使用しなくなりました。
新しく購入する時は、自動製氷機は不要だと思ったのですが、最近の売れ筋の冷蔵庫には必ず付いています。
なので私は自動製氷機の機能は使用せず、最初から市販の氷を購入して製氷室に入れています。
一度でも自動製氷機能を使ってしまうと、内部のホースなどに水滴が残る為、カビや菌の原因になると思ったからです。
候補だった冷蔵庫
東芝 ベジータ
野菜室真ん中と言えば、東芝のベジータです。
各社メーカーが次々と野菜室を一番下に配置していったにも関わらず、東芝だけはずっと野菜室を真ん中に配置し、ベジータという名称からも分かる通り、野菜を重視した冷蔵庫です。
シャープ メガフリーザ
あともう一つ候補だったのは、シャープのメガフリーザ。
野菜室が真ん中で売れ筋と言えば、この二択かな…と思います。
上記はほぼ同じランクの製品です。
どちらも、真ん中野菜、ガラスドア、タッチパネルなどが共通しています。
が、シャープの方が高い…。
シャープの中で同価格帯となると、この辺りでしょうか↓
お手頃価格になるのでSJ-F502Eもシャープの中で選ぶとすれば良い選択肢となりますが、東芝のGR-R510FHと比較すると、ガラスドアで無い、タッチパネルで無いところを我慢するかどうかですね。
東芝ベジータとシャープメガフリーザの比較
| 東芝 GR-R510FH | シャープ SJ-GA50E | |
| 全容量 | 509L | 502L |
| ドア数 | 6ドア | 6ドア |
| ドアの開き方 | フレンチドア | フレンチドア |
| 冷凍室 | 117 L | 149 L |
| 冷蔵室 | 260 L | 259 L |
| 野菜室 | 112 L | 73 L |
| 製氷室 | 20 L | 21 L |
| 幅 | 650mm | 685mm |
野菜室重視なら東芝。
冷凍室重視ならシャープ。
という感じでしょうか。
あと、我が家のキッチンは狭いので、東芝の方が容量が大きいのに幅がコンパクトという点も良いと思いました。
東芝VEGETA(ベジータ)GR-R510FH 509L
そして私が購入したのがこちら。
東芝VEGETA(ベジータ)GR-R510FH 509L。
野菜室重視、幅がコンパクト、価格が安い…決めた理由は色々ありますが、見た目がお洒落で好きだった…というのも案外大きいかも。

シャープな印象のサテンゴールドが気に入っています。
広くて米も入る野菜室
(画像引用元:東芝)
野菜室はゆとりの112L。

私はこんな感じでお米(5kg)をいつも野菜室に入れています。
さらに手前にはペットボトルの飲み物や、醤油、みりんなどのペットボトルの調味料を立てて入れています。
そして残りのスペースに野菜を入れていますが、十分余裕があり過ぎる程。
さらにこのように上に引き出しがあるので、細かい野菜などを入れてもOK。

冷凍室は広く深く
冷凍室は立てて保存したいので、深さは必須でした。
この画像の下段冷凍室だけでも93Lあるのですが、さらに上段の切り替え冷凍室が24Lあり、合わせると117Lも冷凍可能です。

家電量販店に行き、他のメーカーの冷凍室もチェックしましたが、容量の数字的には大きいはずなのに、浅い為にそれ程広く感じない冷蔵庫が多かったです。
そういう意味でも、東芝ベジータのこの深さには満足しています。
切り換え冷凍室が便利!
個人的には切り替え野菜室の下にある、切り換え冷凍室がかなり便利でおすすめです。
ゆっくり凍らせるモード
生野菜が下茹で無しでそのまま冷凍出来るので、買ってきた野菜をちょっと凍らせたい時、とても便利です。
一気に凍らせるモード
熱々の料理を冷まさずそのまま一気に冷凍出来るので、炊きたてのご飯を小分けしてそのまますぐに冷凍!美味しさも封じ込めてくれるので次に温めた時も炊きたてのご飯のようです。
冷蔵&チルド室
チルド室は2段になっています。
上段は素早く冷やす事が出来るので、すぐに飲みたい缶ビールなどを冷やす時にピッタリです。

それ以外にもポケットがありますが、不必要に区切りが多すぎる事はないので、使い勝手がとても良いです。
(画像引用元:東芝)
東芝VEGETA(ベジータ)GR-R510FHを使用した感想
使用してみてすぐ実感したのは、野菜の持ちがいい事!!
凄いです。素晴らしいです。
今まで使っていた冷蔵庫と全然違います!(20年前の冷蔵庫だったのもありますが)
以前は焦って野菜を使っていたのが、今ではほとんどの野菜は一週間経っても全然大丈夫です。
もやしなど足の早い野菜はさすがに気を付けないといけないですが、根菜なんて「いつまで元気なの?」って不思議なぐらい生き生きしています。
さすが野菜を重視しているだけあるな~と大満足です。
おすすめ冷蔵庫 |まとめ
正直なところ、今販売されている冷蔵庫はどれを購入しても高性能なのは確かです。
どちらかと言えば、「その機能はいらないんだよなー」という無駄を出来るだけ省き、自分が必要な機能にマッチした冷蔵庫を選ぶ方が良いような気がします。
私は野菜室重視。
ですが友人は、三菱の「瞬冷凍」が絶対に欲しい!と言って、三菱の冷蔵庫を購入して満足しています。長期間の買いだめをしない人には嬉しい機能ですよね。
他にも日立の「真空チルド」が欲しいという人も多いでしょう。
私も店舗でこの冷蔵庫の「プシューッ」という真空になっている音を聞くと、「おぉ!凄い!」と感動しました。チーズやハム、刺身などをよく食べる人にはピッタリです。
ですがやはりどちらも私にとっては不要の機能です。
やはり自分にとって何が最優先かを考えると、それぞれ自分に最適な冷蔵庫を選ぶ事が出来るような気がします。



























