安くてお洒落なダイニングテーブルが欲しい。
インテリアショップを巡ったり、ネットで調べた結果、私は自分でDIYしてみる事にしました。
今回はそんなダイニングテーブルのDIYについて紹介したいと思います。
ダイニングテーブルDIY材料
- 天板
- 脚
- 木ネジ
- 電動ドリル
- 電動サンダー
使用した天板
種類
天板の種類には、大きく分けて三種類あります。
- 一枚板
- 横接ぎ集成材
- ジョイント
もちろん一枚板が見た目も高級感があり素敵です。ですが価格も高く、反りやすいです。
一方ジョイントは板を細かく継接ぎにしている為、価格は安く反りにくいので実用的です。ですがやはり見た目の安っぽさは出てしまいますね。
その中間となるのが横接ぎ集成材。
横長の板を継ぎ合わせていますが、縦の継ぎ目が無い為、見た目・価格・反り辛さのバランスが取れています。
という事で私は横はぎ集成材を選ぶ事にしました。
材質
最初、天板の材質はタモかオーク、もしくはナラが良いと思っていました。
無印良品や北欧家具などシンプルな家具にはよく使用されていて、飽きずに長く使用出来ると思ったからです。
ウォールナットも好みですが、部屋のイメージと合わない事と、タモなどのような明るい色の木材の方が部屋が広く見えると思いました。
ですがタモは人気があり、最近ではタモ材の入手が困難になりつつある為、昔より価格が上がってしまっているそうです。
ネットで色々な店舗を探しましたが、タモ、オーク、ナラ等の気に入った丁度良いサイズは売り切れだったり、もし在庫があっても価格が割高で悩みました。
でも折角DIYするなら少しでも安く作りたいと思い、購入を決めたのがこちら。
アルダー材です。
最近家具店でもよく見かける材質ですよね。
タモと比較すると少し色に赤味があるので、それがどうかな…と迷ったのですが、部屋に丁度アルダー材の家具を置いてあるので合うかと思いこれに決めました。
届いた木材
こちらがその天板。

購入したサイズ:アルダー材 1500×900×25(mm)
もっと赤味があると思っていましたが、ナチュラルな色で部屋に馴染みました。
さらにタモに比べると木目がハッキリと出ているので、逆にこちらにして良かったと思った程です。
希望するサイズにカットしてもらう
私はネットで購入しましたが、注文時に希望サイズを伝えると無料でカットしてもらえました。

- 天板:1200×800(mm) 1枚
- 反り止め用:700×50(mm) 4枚
残りの×印の部分は不要です。但しこの端材も一緒に送ってもらえますので、テーブル下の棚に利用したりするのもお勧めです。
表面にやすりをかける
届いた板はカットしたままなので、表面はガサガサしていたり、角が尖って危険です。
そこで全体にやすりがけします。
紙やすりでも可能ですが私は時短の為にサンダーを使用しました。
あっという間にやすりがけが出来ます。
全体的にこんな感じで角を落とし丸みを出しました。

アルダー材はとても柔らかい木材ですのでやすりがけも簡単でした。
塗装する
全体を塗装します。
私はこちらの蜜蝋ワックスを使いました。
塗料や定期メンテナンスに関しての記事は別に紹介しています。
反り止めをつける
次に天板の裏側に反り止め用にカットしてあった木材を木ネジで打ち付けます。

木と木の間は2.5cmの間隔を開けてます。
この間隔は、後で脚を挟む為に合わせています。
イケアの脚
今回ダイニングテーブルを作る為に鉄脚を色々探しました。
↑このようなタイプが人気で見た目も素敵なのですが、私は「簡単に足が外せる」ようにしたかったので諦めました。
そして選んだのが、こちら。

天板を上に乗せるだけという簡単な優れもの。
さらに素材はスチールで、見た目もスッキリお洒落なのが気に入りました。
天板にセットする
そしてこの脚を天板の反り止め部分に合わせて乗せます。
2.5cmの隙間にピッタリ!
想像以上にビクともしません!強度が高まりました。
反り止めと滑り止めを兼ねる事が出来ましたし、簡単に天板を外す事も可能です。
失敗した事
全体的には予定通りだったのですが、実際完成したテーブルを使ってみると、私達には高さが高過ぎました。
イケアの脚が70cmなのですが、そこに天板を乗せて72.5cm。
使えない事もないのですが使用感よりも、狭い部屋なので圧迫感が出てしまう事が気になりました。
そこでイケアの脚を7cmカットしました!

スチールの脚を100均の金属用ノコギリでカットしたのですが、時間がかかり疲れました。
手作業でカットしたので切り口も綺麗ではなくギザギザになったのですが、このイケアのLERBERGの脚には、ゴム製のクッション材を取り付けるようになっていますので、それを付ければグラつきも無く床に傷もつかず、無事高さを低くする事が出来ました。
ダイニングテーブルをDIY|まとめ
完成したテーブルがこちら。

木材の質感がナチュラルで大満足です。
部屋の広さによってはもっと天板を厚くしたり、重みのある脚を使用しても良さそうですが、我が家のスペースではこのぐらいがピッタリ。
何より念願の、天板をすぐ取り外せる事が助かっています。
又、画像を見て頂くと分かる通り、イケアのLERBERGの脚の下部に余った板を横に渡すと、ちょっとした棚として利用する事も可能です。
今後天板が痛んできたら天板だけ交換したり、逆に脚だけ変えてみたり。材料が安いので気楽にそういう事も出来てしまいます。
工夫次第で色々変化させられるのがDIYの良いところですね。
木材を販売しているショップ
マルトクショップ
キャンドール
オカモク楽天市場店
フジイの集成材 ネットショップ
モクザイヤ
木材 DIY 北零WOOD
健康無垢の材木屋 イー・ウッド






















