パソコンデスクをDIYで作ってみました。
以前ダイニングテーブルも自分で作ったのですが、それがとても気に入っているので、今回も自分で作ってみる事にしました。
以前作ったダイニングテーブル
まず、以前作ったダイニングテーブルはこちら。

天板はアルダーの横はぎ集成材。
 脚はイケアのLERBERG レールベリ。
このイケアの脚「LERBERG」は現在生産終了品となってしまいましたが、シンプルですっきりしていて、とても気に入っています。何より3,000円という安さ。
そして天板のアルダー材は使えば使う程愛着が湧き、このアルダーを選んだ良かったな~と実感しています。
ちなみにダイニングテーブルの横に置いている他の家具もアルダー材で出来ています。
最初からアルダー材で揃えようと思っていた訳ではないですが、偶然使っている家具が同じ木材で出来ていて、アルダー材の柔らかい雰囲気がとても気に入っているので、今回のパソコンデスクもアルダー材で作る事にしました。
天板の種類
天板の購入前に、まず天板の種類を復習しました。
- 一枚板
 - 横はぎ集成材
 - 集成材(ジョイント)
 
一枚板はそのまま、全く接ぎがなく一枚の板になったものですが、間違えやすいのが集成材。
私も今回、以前ダイニングテーブルを作ってから随分日が経ってしまったので、すっかり集成材には種類がある事を忘れていました。


こんな風に、同じ「集成材」と表示されていても、
縦に接ぎがない横はぎ集成材と、
 細かい板を接ぎ合わせた集成材(ジョイント)に分かれます。
実際実物を見ると、やっぱりジョイントの方は安っぽく感じます。実際価格も安いのでコスパ重視ならジョイントでも良いと思いますし、特にオイルなどの塗装を工夫すればジョイントでもお洒落になると思いますよ~。
でも私はシンプルに使いたいので、やはり前回のダイニングテーブルと同じく、横はぎ集成材を使う事にしました。
店舗だと商品を見れば一目瞭然ですが、ネットショップなどでは、「集成材」としか表示されていなくて、安いと思い飛びついたらジョイントの方だった…という事があるので、その集成材がどのタイプなのか、しっかり確認した方が良いです。
天板におすすめの木材
天板の木材はアルダーに決めた私ですが、いざ探してみると…以前より販売数が減っていました。
 ダイニングテーブルを作った時にはもっとアルダー材が多く出回っている印象だったのですが…。現在は取り扱っている店も減り、価格も上がっていました。
以前も感じましたが、木材は購入する時期により品数や価格が変動します。
 その木材の採れる量が減ればそれが影響するので当然ですよね。
一般的にテーブルやデスクの天板にお勧めの木材は、
- タモ
 - ナラ
 - ウォールナット
 - アッシュ
 - ホワイトオーク
 - ブラックチェリー
 - パイン
 - ゴム
 
という感じです。
私はアルダーを選びましたが、アルダーはどちらかというと柔らかい木材なので、加工はし易いですが強度はやや弱め。私はそれ程重い物を乗せたり、傷つき易い作業をする予定がないのでこれで十分満足しています。
でももし、それ以外から選ぶとしたらタモかナラがシンプルで落ち着いた雰囲気、そして値段も手頃なので良いと思います。
とにかくコスパ重視!という場合はパインやゴムが安くてお手軽です。
パソコンデスク天板のサイズ
私がパソコンデスク用として決めた天板のサイズは以下のとおり。
長1500×幅600×厚20(mm)
DIYの良いところは、部屋や自分の使用感に合わせてサイズが決められるところ。
ただ、厚さをどうするかはかなり悩みました。
ダイニングテーブル天板の厚さ
以前作ったダイニングテーブルは、長1200×幅800×厚25。
 さらに裏側に反り止め用の木材を打ち付けています。

これが…結構重いです。
女性一人でも持てなくはないので動かす時には頑張って持ちますが、角度によっては緊張する重さを感じます。夫は平気で持ち上げていますけど。
これはダイニングテーブルなのである程度安定感や高級感も欲しくて、最低でも必要であろう厚さ25mmを選びました。30mmを選ぶ人も多いですが、それだと重過ぎるのと、狭い部屋には圧迫感が出ると思ったので。
ただ、我が家の場合は簡単に取り外し出る天板を目指したので、置きっ放しでほとんど動かさない場合はそれ程重さを気にする必要はないと思います。
パソコンデスク天板の厚さ
このダイニングテーブル天板の重さを実感していたので、今回のパソコンデスク天板は20mmの厚さを選びました。
今回も何かの時にはすぐに天板を動かしたり、臨機応変に使えるようにしたかったからです。
天板を購入したショップ
作りたい天板サイズが決まったものの、アルダー材で安くて横はぎで…という店が少なくて、探した結果私はこちらのショップで購入しました。
 アルダー集成材 横ハギ 原板 20mm厚 幅910mm 長さ1510mm 1枚
直線カットが10回まで無料だったので私は、
600×1500 1枚→パソコンデスク天板用
 300×1500 1枚→棚として使用予定
この2枚に分けてカットして頂きました。
300×1500の方は、パソコンデスクとは別に、ローボードの上の棚として使う予定です。
ちなみにこのショップ、とても良いです。レビューが高評価なのも納得。
 他と比較して価格が良心的なのもそうですが、何よりも対応が凄く丁寧。
 さらに届くのが驚く程早いので、次回もここで買おう!と思わせてくれるお勧めのショップです。

他にも私がチェックしたDIYに良さそうなショップもあげておきますね。
パソコンデスクの脚
天板は決まったので、次に脚をいくつか検討しました。希望条件は以下のとおり。
- 黒の鉄脚
 - 細めで圧迫感がない
 - 高さ68cm
 - 1万円程度
 - 出来れば簡単に取り外し可能
 
圧迫感がないもの
ダイニングテーブルに使ったイケアの脚がスリムで圧迫感がなく気に入っているので、同じようなスッキリしたものが欲しいです。
高さ68cm
現在使っているデスクの高さが70cm。
 という事は、私が購入する天板は2cmの予定なので、残り68cmの脚が必要という事になります。
 1~2cmの違いで使い勝手や見た目の印象が変わってくるので、高さは慎重に選んだ方がいいです。長さをカットしてくれるショップもあるので利用すると良いですよ。
1万円程度
鉄脚もピンキリというか、高価なものは何万円もしますが、DIYなので手軽に安く作りたいところ。
出来れば取り外し可能
これもダイニングテーブルの、脚の上に板を置いただけという手軽さが気に入っているので、同じように出来れば脚の上に置くだけのものが理想です。
 ただそうなると選択肢が無くなってしまうので、シンプルであればビスで取り付けるものも候補に入れました。
候補だった脚
私が購入検討した脚をいくつかあげてみます。
男前インテリアにピッタリなシンプルな鉄脚。
 長さ68cmと私の希望ピッタリで、サイズカットしたい場合も無料でしてくれます。
 あと、個人的には脚が直角に立つのもスッキリしていて好みです。
こちらはその細さが魅力。鉄脚の太さは直径16mm。
 脚の角度も斜めと直角が選べて、長さは68cm。お洒落がアップしそうな鉄脚です。
よくある脚を1本ずつ取り付けるタイプとは違い、こちらは上に乗せるタイプ。ネジで取り付けてしっかり固定出来るし、もしくは乗せるだけでも良さそう。配置の仕方も多様に使えるデザインで、ローテーブルにまで使えるのが魅力です。
購入した脚
その他にも色々検討しましたが、結果、私はこの脚に決めました。
 テーブル 脚 パーツ 2脚セット SN-ILG2 アイアンレッグ 
多様な使い方が出来るのも魅力ですが、何よりも最初から希望していた「天板を置くだけ」という、天板を手軽に取り外し出来そうなところが決め手となりました。
次回はこの材料が届いた様子を紹介したいと思います!

















