我が家のダイニングテーブルはDIYで作ったものです。
こちらが現在のダイニングテーブル。

作った時に表面にオイルを塗装してあるのですが、何ヶ月も使用していると徐々に艶が無くなりカサカサした感じになってきます。
年に1~2回お手入れをする事でさらに愛着が湧いてくるのです。
お勧め塗料
ダイニングテーブルの塗料を決めるまで、色々と調べて検討しました。
好みにより色々なパターンがあるようです。
①ウレタンニスを使う
ウレタンニスを使用すると、乾くと固い膜が出来る為、撥水性があり簡単に水拭きが出来ます。その為、実用性で考えるとダイニングテーブルにピッタリ!
ですが人工的な印象になり木目の良さを活かすという点ではやや劣りますが、メンテナンスなんて面倒!って方にはお勧めです。
②オイル+ワックスの重ね塗り
この使い方をしている方もかなり多いですね。
特にワトコオイルはDIYの中では人気のオイルなので、自然な木の雰囲気を活かしたい場合にはピッタリ。カラーも豊富なので好みの色に仕上げる事が出来ますね。
ブライワックスを塗らなくてもワトコオイルのみで仕上げても自然な雰囲気になります。ですがワトコオイルに艶は無いので、ブライワックスを塗る事で艶を出す事が出来ますし、カラーのブライワックスを重ねると色に深みが出ます。オンリーワンの個性を出したい方にお勧めです。
③安全性に拘った塗料を使う
環境に優しい安全な自然派塗料で有名なのは、オスモ、リボス、アウロです。
どれも安全性に拘ったオイル系塗料で、木材の質感を残しつつ木材を保護します。
赤ちゃんやペットがいる方などもこれらの塗料を使っている方が多いですね。
とにかく安全性に拘りたい!って方にはお勧めです。
未晒し蜜ロウワックス
調べているうちに、最初の候補はオスモカラーでした。
使用している方も多くて安心。
ですが節約する為にも、もっと安い塗料はないかと調べているうちに見つけたのがこれ。
蜜蝋ワックスです。
主成分はエゴマ油と蜜蝋。蜜蝋はミツバチの巣を構成する蝋を精製したもので、これぞ自然塗料です。
そして価格が安いのと、ワックスの塗りやすさ、扱いやすさ、保管のし易さからこの商品を選びました。
もう一つ同じような理由で候補だったのはキヌカ。
ワックスよりサラッとした感じですが、こちらも安いので試してみるには良いと思います。
ダイニングテーブルの塗装材料

- 蜜蝋ワックス
- スプーン
- 要らない布
- スポンジ
未晒し蜜ロウワックスにはAタイプとCタイプがありますが、違いは固さです。
Aタイプはバター状で、Cタイプはマーガリン状との説明ですが、私はAタイプを購入しました。十分柔らかく塗りやすいです。
塗装前の汚れ落とし
塗装前に汚れがあれば紙やすりで汚れを削り落とします。
未晒し蜜ロウワックスを塗る

適量をスポンジに取り、伸ばします。
そしてスイスイと塗り込んでいきます。

ワックスがグングン木に染み込んでいき、木目がハッキリ出てきます。

艶も出てピカピカ。
布で拭く
全体にワックスを塗った後は、布で乾拭きします。(私は不要なTシャツをカットして使用)
布で拭いているうちに更にワックスが木材に馴染み、しっとりと落ち着いた艶になります。
乾かす
塗り終わったら半日~一日程度乾かして完成です。
暑い時期には乾くのが早いので、数時間もすれば乾いていました。

どうでしょう?
最初の画像と比較して木目が浮き出て少し色も濃くなったのが分かりますか?
優しい塗料 蜜蝋ワックス|まとめ
すっかり使い慣れたダイニングテーブルですが、テーブルを作ってから初めてのメンテナンスでした。
実際ワックスを塗り、綺麗に艶が出たテーブルを見ると、まるでまた新しいテーブルを購入したかのような新鮮な気分です。
こんな気分になれるのもDIYの醍醐味ですね。



















