家に小さなクローゼットがあります。
奥行が深くて、どちらかというと狭い押入れという感じ。
幅が狭いので使い辛くてほとんど使わない物を放り込むだけの場所になっていました。
そこで、自由に引き出せるキャスター付きのワゴンが欲しいと思ったのです。
早速ネットで良い商品が無いかと調べたのですが、案外高い…。4,000円台から高いものは1万円超え。
さらに棚が固定しているワゴンが多いので、自分の好きな位置に棚を調整出来ないのも不満。
それなら自分でDIYしてみよう!という事で、今回はそのキャスター付きワゴンをDIYした内容を紹介したいと思います。
キャスター付きワゴンDIYの材料
- すのこ 幅750×奥行330×高さ27mm 5枚
- キャスター 4個
- L字金具 4個(場合により無くてもOK)
- 皿木ネジ
- 電動ドライバー
私が使用したのはこちらのすのこ。桐ですしコンパクトサイズで安く購入出来ます。
キャスターとL字金具はダイソーで購入しました。

キャスターをすのこの裏につける
早速手順ですが、まずキャスターをすのこの裏側に打ち付けます。

今回のすのこは薄くて柔らかいので、下穴もなくいきなり電動ドライバーで打ち付けても簡単に取り付ける事が出来ました。
①取り付ける位置は、キャスターを回してみて横の木材にあたらないように確認して下さい。
②ダイソーのキャスターに付属していたネジを使った場合、表側にネジが少し出てしまいます。すのこが薄い為、より短いネジを使用する事をお勧めします。(私は気にせず使ってしまいましたが…)
サイドにすのこをネジで固定
キャスターを取り付けたすのこを表側にし、両脇にすのこを一枚ずつ取り付けます。

ここで本当は皿木ネジだけで作っていく予定だったのですが、実際にネジをつけた後に動かしてみると、安定感が不安だな…と思いました。
そこで急遽、L字金具を追加しました。

軽い物を置くだけ、あまりワゴンを動かさない、という場合は不要かもしれませんが、L字金具がある方がより安心です。
中段の棚をネジで固定
写真を飛ばしてしまい申し訳ないですが、私は中間の棚を少し上に配置したいと思いました。
その為、最初からある木材より少し上側に、別の木材を追加で打ち付けています。

その追加した木にすのこを乗せて、皿木ネジで固定すれば中間棚の完成です。
この中間棚は固定せず可動式にしてもよいですが、やはりここでもすのこの薄さによる不安定さが気になったので、完全に固定しました。
背面の板をL字金具で固定
すみません、また写真が抜けていますが、背面の板にする為、1枚のすのこをカットしました。(縦に4本ある板のうち、1本分をカット)
それを背面に設置し、中間棚との設置面にL字金具を取り付けます。

なぜすのこをカットしたかと言うと、このようにサイドの板にピッタリはまるからです。

本当はもっとL字金具で固定しようと思っていたのですが、少し動かしたぐらいではビクともしないぐらいピッタリはまっている感じだったので、背面板のL字金具は2箇所しかとめていません。
完成
完成品はこのようになりました。

こちらがクローゼットに入れた状態です。奥行ピッタリ。

すのこでキャスター付きワゴンをDIY|まとめ
正直なところ、大成功という感じではないです。
ただトータルで1,000円程度で作れたので、コスパを優先するなら十分な出来だと思います。
ただ、途中でも書きましたが思っていたより強度は無いです。
私は主に書類の収納に使用していますが、本来の目的だったミシンを乗せるのは諦めました。
ミシン乗せたからといって壊れるという事はなさそうですが、動かす時にギシギシと揺れて軋むので不安定です。
なので、強度があるワゴンを作る場合は、すのこ自体をもう少し厚みのあるしっかりした物を使用する事をお勧めします!
以前、犬用スロープを作ったこのタイプなら安心。
ただ、ちょっとした物を乗せる程度なら今回の材料でも十分なので、用途をよく検討してチャレンジしてみて下さいね。
最後まで読んで頂きありがとうございます


















